マンションを理想の形にリノベーションする極意

フローリングの保護技術

フロアコーティング

メンテナンスが簡単

フローリングの床は畳やカーペット敷きに比べると、お手入れが簡単です。しかし木製の床は小さな傷がつきやすく、水分がつくと染みが残りやすい問題があります。そこでワックスなどを塗布することで、床材をコーティングしてあげる必要があります。コーティングするためには先述のワックスがけかフロアコートの二つが選択でき、ここ数年フロアコートの人気が高まっています。ワックスよりも耐久性の高いコーティングを施すことをフロアコート、またはフロアコーティングといいます。個人宅では昔からワックスが主流でしたが、公共施設のように広い床面積がある建物ではフロアコートが用いられていきました。ワックスは数カ月もするとはがれてきてしまうため、そのたびに新しくかけ直さなければなりません。準備として部屋を掃除しなければならず、邪魔になる家具の移動、そして施行後に乾くまで長時間放置しなければならないなど、住民にとっては大きな負担になる作業です。だからと言ってワックスがけを怠れば、途端にフローリングはみすぼらしく劣化します。その点フロアコートを施せば、普段のメンテナンスは日常的な掃除だけですみます。コーティングによって丈夫な塗膜を床材の表面に形成するので、10年以上そのままの状態で維持できます。ワックスがけと違って施工業者に塗布を依頼する形になるためコストはかかりますが、ワックスであれば数か月ごとに購入して塗布すると考えれば、ランニングコストはむしろ安く抑えることが可能です。新築やリフォームにあたって、入居の前にフロアコートを施す人が多いのはこうした理由からです。